情けない話ですが、家賃をためているときに部屋の鍵の交換をされそうになりました。なんとか実家や兄弟に泣きついて借金をして家賃を払いかろうじて鍵の交換を免れました。こういうことがあって、管理人も常駐していて住み続けるには気まずいので部屋を引き払いました。安くて部屋代をためることのないアパートに引っ越しできました。
ガラスの修理や、取り換えをお願いするときに、当然業者にまず見積もりをお願いすることになるが、ここで問題点があるように思う。ガラスの修理というのは、ガラスのサイズや種類がかなりバリエーションに富んでいるため、事前によく状況を説明しておかないと、見積もりの際に、意外と大きくてそれに応じた準備をしていなかった等の問題が発生したりする。
長い海岸線を持ち、美しい砂浜や、海の幸、マリンレジャースポットが豊富な静岡県は海の恵みを満喫できる。18日の「海の日」を前に、県内のマリンレジャーの中心の一つ伊豆半島で、シュノーケリングやスキューバダイビング、プレジャーボートを体験してみた。【扇沢秀明】
◇シュノーケリング
伊豆半島の先端、下田市。須崎ダイビングセンターで、インストラクターの坂本和孝さん(48)が迎えてくれた。下田市付近は数々のダイビングスポットがある。今回、出かけたのは九十浜と呼ばれる海岸だ。車で坂道を下っていくと、目の前に真っ青な海が広がる。
最初にトライしたのがシュノーケリング。水中めがねと呼吸をするパイプが一体になったシュノーケルを使って、海面を泳ぎながら海の中の様子を堪能できる。
スキューバダイビングにはライセンスが必要だが、シュノーケリングはライセンス不要。大人から子供まで、家族連れで楽しめるレジャーだ。
ウエットスーツを着てダイビングシューズをはき、足に大きなフィンをつける。顔には当然、シュノーケル。海岸から海に入る。潮が顔に当たり、心地よい。顔を海面につけて、水の中を見ると、透明な海水の底に赤や緑、オレンジ色の海草がゆらゆら。水中には別世界が広がる。
坂本さんに、「こちらに珍しい海草がありますよ」と声を掛けられ、水中を見る。素人には普通の海草に見えるが、「ツノマタ」という海草で、加工して薬品のカプセルにするそうだ。高価で売れるという。海にはさまざまな恵みがあることを実感できる。
シュノーケルをつけているので、呼吸が楽で、フィンをつけた足をゆっくり大きく動かすと、楽に進むことができる。泳ぎと違って、リラックスして海を楽しめる。
◇スキューバダイビング
シュノーケリングで海に慣れたら、次はスキューバダイビング。ダイビングは水面から海中をのぞくシュノーケリングと違い、自分が水中に潜る三次元の経験ができるのが大きな違いだ。陸上では、羽のない人間は空中を上下に動けないが、海中では、上下左右に動くことが可能だ。
伊豆の海はポイントによって、さまざまな特徴がある。九十浜は白い砂浜や海中の景色が美しい初心者向け。神子元島は黒潮があり、ハンマーのような形の頭をしたシュモクザメなど、外洋の回遊魚を見ることができる。また、大瀬崎は潮が動かない内湾なので、静かな海に暮らす微小生物を観察できる。
ダイビングでは空気タンク、タンクを装着するBCベスト、水中での浮力を調整する重りつきベルト、水中マスクに加え、レギュレーターと呼ばれる空気を吸う器具などを身につける。
本来は座学と実技の講習を経てライセンスを取得するのだが、ライセンスのない人も「体験ダイビング」を楽しめる。インストラクターの指導の下、比較的浅瀬で初心者でもダイブの世界を味わえる。記者は約15年前にライセンスを取得したが、久しぶりなので、体験ダイビングに挑戦した。
海に入る前に、心構えや機材などについての知識を学び、スーツの装着の仕方、緊急時の対処法などをしっかり練習。
今回もビーチから海に入り、レギュレーターをくわえて潜水開始。坂本さんの案内で、海底に張ったロープ伝いに進んでいく。
体重と浮力が釣り合って、海の中では体重が消えて、ダイビング独特の浮遊する感覚がする。水中に、アカムツや鮮やかなコバルトブルーのソラスズメダイの群れが泳いでいる。
岩場を抜けると、下田特有の真っ白い砂地に出た。海底が白いので、海水が透明な緑色に見え、海面からは太陽の光が降り注ぎ、周囲すべてが透き通って見える。ダイビングの醍醐味(だいごみ)だ。自分がレギュレーターで呼吸した泡が顔の横を通っていく。この日、視界は約10メートル、水温は21度、コンディションは良好だ。
坂本さんが砂地に降り、手招きする。水中でも字が書けるボードに「タツノオトシゴ」と書いて、指さす方を見ると、体長4センチほどの小さいタツノオトシゴが白い砂地の上を軽やかにすいすいと泳いで行った。
細長くて針のような魚はアオヤガラ。珍しい形の魚を見るのもダイビングの楽しみ。砂地にはサザエの姿も。
ダイビングは競争ではないので、水中ではゆっくりと動くと安定するし、安全だ。進んでいくと、海底に「九十浜」と書かれた標識のようなものが置いてあった。愉快な海中の「バス停」だ。深度計を見ると、水深は約6メートル。帰り道には大きなイソギンチャク。よく魚が休むポイントだ。
約15分の海中散歩を終えて、海岸に戻った。水中から戻ると、心地よい充実感に包まれた。
坂本さんは「ダイビングの魅力は非日常の世界を体験できること。その代わり、海は日常と違う厳しい世界でもあります。ダイブ前には体調を整え、無理は禁物です」と話す。
楽しい海も大自然であることを忘れずに、インストラクターの指導には絶対に従おう。また、寝不足などは避け、準備体操も怠らず、楽しく安全なダイビングを楽しみたい。
須崎ダイビングセンターでは、シュノーケリングは1人5000円、体験ダイビングは1人1万円。問い合わせは同センター(0558・27・3535)。
◇プレジャーボート
大海原を思いのままに走るプレジャーボートは夏の海の華。伊豆半島西岸・松崎町の伊豆松崎マリーナ(濱田重久社長)では、手軽な値段でレンタルしてプレジャーボートを体験することができる。
濱田さんが手造りしたピザ焼き窯があり、ボートで釣ってきた魚でシーフードピザが作れるユニークなマリーナだ。
ここはヤマハ発動機(磐田市)が06年にスタートした会員制レンタルボートクラブ「Sea−Style(シースタイル)」のマリーナでもある。全国147カ所、県内10カ所のマリーナのネットワークがあり、会員になればどこでも手軽にボート遊びができる。
今回は会員がレンタルできるヤマハのボート「YF−21CC」でミニクルーズに出かけた。
港を出ると、目の前は青い水平線。潮風が顔に心地よい。「右手に富士山が見えますよ」と濱田さん。青い富士山に白い雲がかかっている。静岡の海ならではの絶景だ。
このボートには魚群探知機もあり、釣りにはもってこい。岸近くにいかりを下ろし、シュノーケリングをしたり、釣りを楽しんだり、と、多様な遊びができる。ソナーには水深10メートルと表示された。海が澄み切っているので、海底が見える。手が届きそうで、伊豆の海の美しさを実感させられた。
濱田さんの案内で、海上のドライブは軽快に進む。ボートが通れるほど大きな岩のドーム「千貫門」をくぐり抜け、餌づけされた野生の猿がいる「波勝崎」に立ち寄ると、波打ち際で猿がのんびりと昼寝中。海だけでなく、岸辺の景観もおもしろい。
シースタイルは入会金2万1000円、月会費3150円。今回のような小さなボートなら、ハイシーズン以外は平日3時間4000円から。小型船舶操縦士2級免許を取れば、会員になれる。問い合わせは同マリーナ(0558・42・0396)。
7月16日朝刊
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